相続税がかかる人・かからない人の違いとは?

こんにちは。
新宿区・千代田区・文京区を中心に相続相談を行っております、
相続診断士・プライベートコンサルタントの乾浩一です。

相続のご相談で、最も多い質問のひとつがこちらです。

  • 「うちは相続税、かかるのでしょうか?」
  • 「相続税って、お金持ちだけの話ですよね?」
  • 「ニュースで聞くけれど、自分には関係ない気がしていて…」

結論からお伝えすると、
相続税は「一部の資産家だけの税金」ではありません。

特に、新宿区・千代田区・文京区のように
地価が高いエリアでは、

「現金はそれほど多くないのに、相続税がかかる」

というケースが非常に増えています。

この記事では、

  • 相続税がかかる人・かからない人の違い
  • 多くの方が勘違いしている相続税のポイント
  • 都心部で特に注意すべき点
  • なぜ生前対策が重要なのか

を、相続の知識がまったくない方にもわかるよう、
やさしく、丁寧に解説していきます。


「相続税がかかる人」はどれくらいいる?

まず、よくある誤解からお話しします。

「相続税がかかるのは、全体の一部だけ」

これは事実ではあります。
ただし、地域によって状況は大きく異なります。

全国平均では、
相続税がかかるのはおよそ1割前後と言われています。

しかし、

  • 地価が高い
  • 不動産を持っている

こうした地域では、
相続税がかかる割合はもっと高くなります。

新宿区・千代田区・文京区では、
「うちは関係ない」と思っていた方が
実際に相続税の申告対象になるケースが珍しくありません。


相続税がかかるかどうかの判断基準

相続税がかかるかどうかは、
次の式で判断されます。

相続財産の合計額 > 基礎控除額

この「基礎控除額」を超えるかどうかが、
すべての分かれ目です。


相続税の基礎控除とは?

相続税には、
誰でも使える控除があります。

それが、基礎控除です。

基礎控除の計算式

3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

たとえば、

  • 相続人が配偶者と子ども2人(合計3人)の場合

基礎控除額は、

3,000万円 + 600万円 × 3人 = 4,800万円

この金額を超えなければ、
相続税はかかりません。


「かからない人」の典型的なケース

では、相続税がかからない人とは、
どのようなケースでしょうか。

ケース① 財産の合計が基礎控除以内

  • 現金・預貯金が中心
  • 不動産をほとんど持っていない
  • 地価が高くない地域

このような場合、
相続税がかからないことが多くなります。


ケース② 配偶者がすべて相続する場合

配偶者には、
配偶者の税額軽減という非常に大きな特例があります。

  • 1億6,000万円まで
  • または法定相続分まで

この範囲であれば、
配偶者には相続税がかかりません。

そのため、

「一時的に配偶者がすべて相続する」

ことで、
相続税がかからないケースもあります。

※ただし、これは**次の相続(二次相続)**で
問題が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。


「かかる人」に多い共通点

一方で、相続税がかかる人には、
いくつか共通点があります。


共通点① 都内に不動産を持っている

新宿区・千代田区・文京区では、

  • 昔購入した自宅
  • 代々受け継いできた土地

が、現在では
非常に高い評価額になっているケースが多くあります。

「売るつもりはないから関係ない」

と思われがちですが、
相続税は売るかどうかに関係なく課税されます。


共通点② 現金より不動産が多い

  • 現金はそれほど多くない
  • でも不動産評価額は高い

この場合、

相続税はかかるのに、
払う現金が足りない

という状況に陥りやすくなります。


共通点③ 相続人が複数いる

相続人が多いほど、
基礎控除は増えますが、
その分、

  • 分け方が難しい
  • トラブルが起きやすい

という側面もあります。


多くの方が勘違いしている相続税のポイント

誤解① 「現金が少ないから相続税はかからない」

相続税は、
現金だけで判断されません。

  • 不動産
  • 株式
  • 生命保険

これらもすべて合算して判断されます。


誤解② 「自宅は住んでいるから評価が低い」

自宅であっても、
評価額はしっかり計算されます。

特例を使えば下がる可能性はありますが、
自動的に下がるわけではありません。


誤解③ 「相続税は亡くなってから考えればいい」

これは、
最も危険な考え方です。

相続税対策の多くは、

  • 生前でなければできない
  • 亡くなってからでは使えない

ものがほとんどです。


65歳・女性・相続人の立場で考えてみましょう

あなたは65歳。
定年退職後、パートをしながら生活しています。

親は80代で、

  • 都内に自宅
  • 都内に複数の不動産
  • 金融資産もある程度

相続人は、

  • 配偶者
  • 子ども2人(あなたとご兄弟)

このケースでは、

基礎控除を超える可能性が非常に高い

と言えます。

「まだ元気だから」
「その時に考えればいい」

そう思っている間に、
対策できる時間はどんどん減っていきます。


相続税がかかると、何が大変なのか

① 申告期限が決まっている

相続税の申告・納付期限は、
相続開始から10か月以内です。

  • 気持ちの整理
  • 各種手続き
  • 遺産分割協議

これらをしながら、
税金の計算まで行うのは、
想像以上に大変です。


② 現金で納めなければならない

相続税は、
原則として現金一括納付です。

そのため、

  • 不動産を売る
  • 借り入れをする

といった選択を迫られることもあります。


生前対策で変わる相続税の結果

相続税は、

何も対策しなければ、そのまま払う税金

ですが、

きちんと準備すれば、合法的に減らせる税金

でもあります。

  • 特例の活用
  • 財産の整理
  • 分け方の工夫

これだけでも、
結果は大きく変わります。


「うちはかかる?かからない?」を自己判断しないでください

ネットの記事や簡単な計算だけで、

「たぶん大丈夫」

と判断してしまうのは、
とても危険です。

相続は、

  • 家族構成
  • 財産内容
  • 不動産の評価

によって、
結果がまったく違います。


無料相談でできること

無料相談では、

  • 相続税がかかる可能性があるか
  • どこがリスクになっているか
  • 今からできる対策は何か

を、
わかりやすく整理してお伝えしています。


「もっと早く聞いておけばよかった」とならないために

相続税の相談で、
最も多い後悔はこれです。

「もっと早く知っていれば、対策できたのに」


個別相談(無料)のご案内

新宿区・千代田区・文京区を中心に、
相続診断士・プライベートコンサルタントとして、
相続税に関する無料相談を行っています。

  • 相続税がかかるかどうか知りたい
  • 何から始めればいいかわからない
  • 親にどう話せばいいか悩んでいる

どんなご相談でも構いません。
難しい言葉は使わず、
今の状況を一緒に整理するところからお手伝いします。

「相談してよかった」
そう思っていただける時間をお約束します。

相続診断士・プライベートコンサルタント
乾 浩一