2026年以降も使える相続税対策・使えなくなる対策

こんにちは。
新宿区・千代田区・文京区の相続相談なら
新宿・千代田相続相談センター

相続診断士・プライベートコンサルタントの 乾 浩一 です。

最近、相続相談の現場で、
このようなご質問を非常によくいただきます。

  • 「今まで言われていた相続対策は、これからも使えますか?」
  • 「2026年以降、相続対策が厳しくなると聞いて不安です」
  • 「何を信じて、何をやめた方がいいのか分かりません」

インターネットや書籍を見ると、
相続対策についてたくさんの情報が出てきますが、
すべてがこれからも通用するとは限りません。

この記事では、

  • 2026年以降も「考え方として使える相続税対策」
  • 今後「使えなくなる可能性が高い相続対策」
  • 相続人の立場で、今から何を意識すべきか

を、相続が初めての方にも分かるように、
やさしく丁寧に解説します。


まず知っておきたい大前提

最初に、とても大切なことをお伝えします。

相続対策は、

制度を使えば勝ち、使えなければ負け

というものではありません。

これからの相続では、

  • なぜその対策をしたのか
  • 家族の実態に合っているか
  • 説明できる内容か

といった 「中身」 が、
これまで以上に問われる時代になっています。


なぜ「使えなくなる相続対策」が増えているのか

理由は、とてもシンプルです。

国が目指している方向性

ここ数年の税制改正や税務調査の傾向を見ると、
国の考え方は明確です。

  • 形だけの節税は認めない
  • 直前の駆け込み対策は厳しく見る
  • 実態のない対策は否認する

つまり、

「昔から言われているから大丈夫」

という理由だけでは、
安心できなくなっているのです。


2026年以降も「使える」相続税対策とは

まずは、
これからも考え方として有効な相続対策からお話しします。


① 早い段階からの全体設計

2026年以降も変わらず重要なのは、

  • 相続直前ではない
  • まだ元気なうちから
  • 時間をかけて考える

という姿勢です。

早めに考えている相続対策は、

  • 税務上も説明しやすい
  • 家族トラブルが起きにくい
  • 選択肢が多い

という大きなメリットがあります。


② 家族での話し合いを前提にした対策

相続対策というと、

  • 税金
  • 不動産
  • 制度

ばかりに目が行きがちですが、
2026年以降も変わらず重要なのは 家族の合意 です。

  • 誰がどの財産を引き継ぐのか
  • なぜその分け方なのか

が共有されていれば、
制度が多少変わっても大きな問題にはなりにくいです。


③ 内容が整理された生前贈与

生前贈与そのものが
使えなくなるわけではありません。

ただし、

  • 贈与の目的が明確
  • 贈与された側がきちんと管理
  • 生活実態と合っている

こうした条件を満たしていることが、
今後ますます重要になります。

「毎年やっているから安心」
ではなく、
中身が伴っているかがポイントです。


④ 実態に合った不動産対策

不動産は、
これからも相続対策の大きなテーマであり続けます。

ただし、

  • 評価を下げるためだけ
  • 節税だけを目的

とした不動産対策は、
2026年以降、より厳しく見られる可能性があります。

  • 実際に使われているか
  • 採算が合っているか

といった点が、
これまで以上に重要になります。


⑤ 想いを反映した遺言書の作成

遺言書は、
2026年以降も変わらず有効な相続対策です。

特に、

  • 不動産が複数ある
  • 相続人が複数いる

ご家庭では、
遺言書があるかないかで、相続の難易度が大きく変わります。

税金対策だけでなく、
家族へのメッセージとしても重要です。


2026年以降「使えなくなる可能性が高い相続対策」

次に、
注意が必要な相続対策についてお伝えします。


① 名義だけを変えただけの対策

  • 通帳は親が管理
  • 印鑑も親が保管
  • 子どもは存在をよく知らない

こうした状態での贈与や名義変更は、
今後さらに否認されやすくなると考えられます。

名義ではなく、
実態が伴っているかが問われます。


② 相続直前の駆け込み対策

  • 高齢になってから急に始めた贈与
  • 体調悪化後の対策

これらは、
2026年以降、より厳しく見られる可能性があります。

「やらないよりはマシ」
という発想は、
リスクになることもあります。


③ 節税だけを目的にした不動産購入

以前は、

  • 不動産=相続税対策

という考え方が一般的でした。

しかし今後は、

  • 利用実態
  • 収益性
  • 家族との関係性

が合っていない不動産対策は、
逆効果になる可能性があります。


④ 「とりあえず保険に入る」対策

生命保険は今でも有効ですが、

  • 金額が不自然
  • 目的が説明できない

場合は、
節税対策として否認されるリスクがあります。

保険も、
設計次第です。


65歳・相続人の立場で考えてみましょう

ここで、あなたの立場で考えてみてください。

  • 年齢:65歳
  • 親:80代
  • 都内に自宅と複数の不動産
  • 金融資産もある程度ある

このケースは、
新宿・千代田・文京エリアでは
決して珍しくありません。

そしてこの層こそ、

「昔聞いた相続対策」を信じたままになりやすい

傾向があります。


一番危険なのは「何が使えるか分からない」状態

相続相談の現場で、
一番多いトラブルは、

  • 対策していない
    ではなく
  • 何が正しいか分からない

という状態です。

情報が多い今だからこそ、

自分の家庭に合っているかどうか

を確認することが重要です。


新宿・千代田相続相談センターの考え方

私たちは、

  • 使える・使えないを断定する
  • 不安を煽る

ということはしません。

その代わり、

  • 今後も通用しやすい考え方
  • 見直した方がいい可能性がある点
  • 今は触らなくていい点

を、
一つひとつ丁寧に整理しています。


2026年を迎える前に、一度見直してみませんか

2026年以降、
相続対策は「やったかどうか」ではなく、

どう考えて、どう設計したか

が問われる時代になります。

  • 昔聞いた対策
  • 何となく続けている方法

が、本当に今も合っているのか。

一度、専門家の目で確認するだけでも、
将来の安心感は大きく変わります。


指名相談のご案内

新宿区・千代田区・文京区で相続相談を行っている
新宿・千代田相続相談センターでは、

  • 2026年以降も使える対策か
  • 見直すべきポイント
  • 今後の進め方

を、相続専門家として丁寧にお伝えしています。

「今の対策、大丈夫でしょうか?」
その一言からで構いません。

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