2026年からの相続対策ロードマップ

― 何から始め、どう進めるかをやさしく整理します ―

新宿区・千代田区・文京区の相続相談なら
新宿・千代田相続相談センター
相続診断士・プライベートコンサルタントの乾浩一です。


はじめに ― 「何をすればいいのか分からない」方へ

個別相談で、もっとも多くいただくご質問があります。

「相続対策が必要なのは分かるけれど、何から始めればいいのか分かりません」
「いろいろ聞くけれど、全体像が見えません」

特に、親御様が80代で、
都内に自宅と複数の不動産、金融資産もお持ちの場合、

  • 相続税はどのくらい?
  • 納税資金は足りる?
  • 分割で揉めない?
  • 二次相続はどうなる?

不安は尽きません。

そして2026年以降、税制や評価の厳格化が進む中で、
相続対策は「思いつき」ではなく「計画」が必要な時代になっています。

今日は、2026年からを見据えた
**相続対策ロードマップ(道筋)**を、わかりやすく整理いたします。


なぜ「ロードマップ」が必要なのか?

相続対策には4つの柱があります。

  1. 分割対策
  2. 納税対策
  3. 節税対策
  4. 家族対策

多くの方は「節税」から考えます。

しかし、節税だけでは失敗します。

ロードマップとは、

今の状況を整理し、順番を決め、家族で共有する計画書のようなものです。


【第1段階】現状把握(2026年スタート)

まずやるべきことは、対策ではありません。

現状の整理です。

① 財産の棚卸し

  • 自宅の評価額
  • 賃貸不動産の評価額
  • 預貯金
  • 有価証券
  • 保険
  • 借入金

「だいたいこのくらい」では足りません。

正確な把握がスタートです。


② 相続税の概算試算

基礎控除
3,000万円+600万円×法定相続人

例えば相続人が3人なら
4,800万円まで非課税。

都内不動産を複数お持ちの場合、
この基礎控除を大きく超えることが多いです。

まずは、

「どのくらいの税額になるのか」

これを知ることが第一歩です。


【第2段階】リスク分析(2026年上半期)

次に考えるのは、リスクです。


① 分割リスク

  • 不動産は分けにくい
  • 自宅は誰が住む?
  • 売却する?
  • 共有にする?

ここで揉めるケースが非常に多いです。


② 納税リスク

相続税は原則「現金一括納付」。

不動産が多く現金が少ない場合、

  • 売却を急ぐ
  • 値下げして売る
  • 揉める

という事態になります。


③ 二次相続リスク

一次相続で配偶者に多く渡すと、

二次相続で税額が跳ね上がることがあります。

ここを見ずに設計すると、
将来後悔します。


【第3段階】設計(2026年後半)

ここからが対策です。


① 遺言書の設計

遺言は「財産分配の指示書」です。

しかしそれ以上に、

家族へのメッセージでもあります。

  • 誰に何を渡すのか
  • なぜその配分なのか

感情の整理も大切です。


② 不動産の整理

  • 売却する物件
  • 保有する物件
  • 法人化を検討する物件
  • 組み替えが必要な物件

2026年以降は、
形式的な節税不動産購入が否認されやすい傾向です。

「質」が問われます。


③ 生前贈与の戦略

贈与は万能ではありません。

  • 加算期間延長
  • 名義預金リスク
  • 税務調査強化

ただし、正しく設計すれば有効です。


④ 生命保険の活用

非課税枠の活用だけでなく、

  • 納税資金対策
  • 分割調整
  • 家族間バランス

まで考える必要があります。


【第4段階】家族会議(最重要)

ロードマップで最も大切なのは、

家族全員で共有すること。

  • 親の想い
  • 子の希望
  • それぞれの立場

これを整理しない限り、
完璧な税務設計も意味を持ちません。

私はここを特に重視しています。


2026年以降の傾向

今後予想される方向性は、

  • 実質課税の強化
  • 形式的節税の否認
  • 不動産評価の厳格化
  • データ連携による調査精度向上

つまり、

「やれば得」よりも「整合性」が重要な時代

になります。


ロードマップを持たないとどうなるか?

  • 思いつきで対策
  • 家族で認識がズレる
  • 税額が想定より高い
  • 納税資金不足
  • 二次相続で後悔

実際に多く見てきました。


あなたのケースを具体的に考えると

お母様が80代。
都内に複数不動産。

相続人は配偶者と子2人。

この場合、

  1. 小規模宅地の適用確認
  2. 配偶者特例の使い方
  3. 二次相続シミュレーション
  4. 納税資金確保
  5. 不動産の出口戦略

この5点が重要です。


相続対策は「今」から始める理由

相続は突然訪れます。

亡くなってからでは、

  • 贈与できません
  • 遺言は書けません
  • 家族会議は難しくなります

準備は元気なうちに。

これが鉄則です。


私の役割

私は単なる税務アドバイザーではありません。

  • 集客
  • 個別相談
  • 設計
  • 専門家連携
  • 実行サポート

そして、

第三の家族として、家族対策を設計すること。

これを使命としています。


まとめ

2026年からの相続対策は、

「節税テクニック」ではなく、

全体設計(ロードマップ)が必要な時代です。

順番はこうです。

  1. 現状把握
  2. リスク分析
  3. 設計
  4. 家族共有
  5. 実行

これを丁寧に進めること。


最後に

もし、

  • 何から始めればいいか分からない
  • 税制改正が不安
  • 親が高齢で心配
  • 不動産が多くて整理できない

そう感じていらっしゃるなら、

一度、個別相談でロードマップを作りましょう。

新宿・千代田相続相談センターでは、
麹町徒歩1分で毎週個別相談会を開催しております。

あなたとご家族の未来を守るために。

安心できる相続設計を、
一緒に丁寧に作っていきましょう。

ご予約はホームページより承っております。

心よりお待ちしております。

新宿・千代田相続相談センター
相続診断士・プライベートコンサルタント
乾 浩一