相続はいつから準備すべき?60代からの正解

― 「まだ先」ではなく「今」がちょうど良い理由 ―

新宿区・千代田区・文京区で相続相談を承っております、
新宿・千代田相続相談センター
相続診断士・プライベートコンサルタントの乾浩一です。


はじめに ― 60代は「早い」のか「遅い」のか?

個別相談で、60代の方からよくいただくご質問があります。

「相続対策って、もう始めたほうがいいんでしょうか?」
「まだ元気だし、相続は先の話ですよね?」

結論から申し上げます。

60代は、相続対策を始める“最適なタイミング”です。

早すぎることはありません。
むしろ、80代になってからでは“遅い”ケースが多いのです。

今日は、
60代から始める相続準備の「正解」を、やさしく丁寧に解説いたします。


なぜ60代がベストタイミングなのか?

相続準備には、時間が必要です。

  • 財産の整理
  • 家族との対話
  • 不動産の見直し
  • 生前贈与の設計
  • 遺言書の作成

これらは、
1回の相談で完結するものではありません。

そして何より重要なのは、

「元気なうちに決められること」

です。


80代からでは難しい理由

多くのご家庭で起きている現実です。

  • 判断能力の低下
  • 体調不安
  • 入院・介護
  • 家族の意見対立

遺言を書きたくても、

  • 認知症リスク
  • 医師の診断
  • 家族の反発

など、ハードルが上がります。

60代はまだ、

  • 冷静に考えられる
  • 家族と話し合える
  • 方向性を決められる

「動ける時期」なのです。


60代でやるべき3つの準備

① 財産の全体把握

まずやるべきことは、

今の財産を正確に知ること。

  • 自宅の評価額
  • 賃貸不動産の評価
  • 預貯金
  • 保険
  • 有価証券

「たぶんこのくらい」ではなく、

数字で把握することが重要です。


② 相続税の概算試算

基礎控除は、

3,000万円+600万円×法定相続人

相続人が3人なら
4,800万円まで非課税。

しかし、都内に不動産を複数お持ちの場合、
基礎控除を超えるケースは少なくありません。

まずは税額の目安を知ること。

知らないままでは対策は立てられません。


③ 家族構成の整理

  • 配偶者は何歳か?
  • 子どもは何人か?
  • 将来誰が住むのか?
  • 二次相続はどうなるか?

特に重要なのが、

二次相続の設計です。


あなたのケースで考えてみましょう

例えば、

  • 親御様が80代
  • 都内に自宅と複数不動産
  • 相続人は配偶者+子2人

この場合、

一次相続で配偶者に多く渡すと、
二次相続で税額が大きくなります。

60代の今、

一次と二次を同時に設計することが正解です。


60代で始める相続対策ロードマップ

ステップ1:現状把握

財産一覧と評価確認。

ステップ2:税額試算

一次・二次相続をシミュレーション。

ステップ3:分割設計

誰が何を相続するのか方向性を決める。

ステップ4:納税対策

現金をどう確保するか。

ステップ5:遺言書作成

想いを形にする。


よくある誤解

「うちは揉めない」

多くの方がそう言います。

しかし実際には、

  • 不動産の価値の認識違い
  • 兄弟間の温度差
  • 配偶者の生活不安

がきっかけで、対立します。


「税金はそんなにかからない」

都内不動産をお持ちの場合、

想像以上に評価が高くなることがあります。

特に千代田区・文京区・新宿区は
路線価が高いエリアです。


60代でやってはいけないこと

  • 思いつきの贈与
  • 名義だけ変える
  • 形式的な節税商品購入
  • 家族に内緒で進める

2026年以降は、
税務署のチェックも厳格化しています。

整合性のある対策が求められます。


60代の今だからこそできること

  • 冷静な判断
  • 家族の本音を聞く
  • 長期設計
  • 不動産の組み替え

時間が味方になるのが60代です。


早く動いた人が有利な理由

  1. 選択肢が多い
  2. 家族の理解が得られる
  3. 税制改正前に動ける
  4. 売却も余裕を持てる

逆に、

80代になってからでは
選択肢が減ります。


私が大切にしていること

私は単なる税務計算ではなく、

家族全体を守る設計

を大切にしています。

  • ご本人
  • 配偶者
  • 子ども
  • 将来の世代

全員の声を聞きながら、

第三の家族として寄り添います。


60代は「準備の年齢」

相続は突然起こります。

亡くなってからでは、

  • 贈与できない
  • 遺言書を書けない
  • 家族の対話ができない

だからこそ、

60代が最適な準備時期なのです。


まとめ

相続準備の正解は、

「元気なうちに始めること」

60代は、

  • 判断力がある
  • 体力がある
  • 対話ができる

最高のタイミングです。


最後に

もし今、

  • 親が高齢で不安
  • 税額が心配
  • 何から始めればいいか分からない
  • 家族で話せていない

そう感じているなら、

まずは一度、個別相談にお越しください。

新宿・千代田相続相談センターでは、
麹町徒歩1分の会場で、
毎週個別相談会を開催しております。

60代の今だからこそできる準備を。

安心できる未来を、
一緒に丁寧に設計していきましょう。

ご予約はホームページより承っております。

心よりお待ちしております。

新宿・千代田相続相談センター
相続診断士・プライベートコンサルタント
乾 浩一